こころFUKURYU
代表 滝川 ゆかり氏
約3年前からオンラインでのセッションをスタートし、心理カウンセリングやコミュニティ運営をしているユーザー滝川様にお話をうかがいました。
お客様のニーズを考えつつも、自分らしさや大事にしたい価値観を取り入れたサービスを展開されています。
導入目的
- ワンオペでもミスなくお客様の予約管理をしたい
- 隙間時間でもスマートフォンで細かい操作ができるサービスを使いたい
- 顧客管理やアフターサービスにも対応できるサービスが良い
- 長期的な目線でのコストとセミナーページ作成機能からToruyaに決定
施策
- お客様からの予約や家族の予定などをToruyaで一括管理
- お客様の情報や予約回数、履歴などを顧客台帳で確認
- コミュニティ専用の動画のセグメント配信
- LINE友だち追加特典に無料PDFダウンロードサービスを活用
宣伝・経営方法
- Instagramをメインに集客し、起業初期はリール作成を重視
- お客様の層が安定してからは、インスタライブを活用
- Instagramのストーリーは、平日は毎日投稿することが目標
- 宣伝方法はオンラインのみ
効果
- ToruyaのYouTube動画を見てビジネスのイメージができた
- Toruyaはスマートフォンでも細かい設定ができるので便利
- Toruyaの常に改善する姿勢に刺激を受けている
- Toruyaは自分のビジネスを進めるうえでのパートナー
ワンオペでもミスのないサービス提供
ひとりで運営してもミスなく管理できるサービスがほしい
知識ゼロから起業したので、どれだけお客様がいらっしゃるかもわからないままビジネスをスタートしました。なので、ひとりで運営しても、お客様の予約や管理を無理なくミスなくスムーズにこなすことをいちばん大事にしていました。
さらに、隙間時間でもスマートフォンでの確認やお客様とのやりとりができ、シンプルでわかりやすいという条件も欠かせません。お試しセッションを受け付けていた時期もあったので、前日にオンラインミーティングの情報を送ったり、スケジュールを管理したりすることも必要です。
当時はなんとか自分で対応できていたものの、件数が増えると今の方法を続けるのは難しいとも感じていました。なので、顧客管理やお客様への各種メールなどのアフターフォローにも対応できるサービスを探していました。
Toruyaは「痒い所に手が届く」サービス
ホームページから予約をしてもらおうと考えていたので、カレンダー機能のあるツールを試していました。最初は予約サイトにお金をかけるイメージがなかったので、無料で使えるものを探していました。
でも使っていてしっくりこなくて、いろいろな情報を調べているときに見つけたのがToruyaです。予約サイトの導入にあたって、複数のサービスが候補にあったのですが、長期的な目線での費用と、セミナーページ作成機能が決定的な理由となりToruyaに決めました。
あとは、突然予定が入ることもあるので、システム上で細かい設定ができる点でもToruyaが魅力的でした。Toruyaは「痒い所に手が届く」と感じられる機能が多いと思っています。
自分が挑戦したいビジネスのイメージができた
Toruyaをきっかけに、LINE公式アカウントを使いこなせるようになりたいという気持ちがありました。メインで使っているInstagramからLINE公式アカウントに誘導して、わかりやすくスムーズに予約受付ができる仕組みを作りたかったのです。
また、オンラインセッションや動画コンテンツ、ライブセッションなどに挑戦したいと漠然と考えていた際に、ToruyaのYouTube動画を見て、ビジネス全体のイメージが作れました。Toruyaを導入してLINE公式アカウントを使いこなせるようになると、自分がイメージしていた講座なども実現できると思いました。
あとは、顧客管理ができるのも安心です。お客様の名前や住所を一括管理できて、過去のお申込履歴がわかるのも助かります。
Toruyaのセグメント配信も活用
Toruyaの使い方としては、まずは朝、仕事をはじめるときに、メッセージの確認や返信をしています。通知が来る設定にはしていますが、朝と夕方の決まった時間にチェックしています。
予約カレンダーは一覧表示ができるので、子どもの予定や夫の仕事なども入れて、日常的に使っていますね。セッション前には、顧客台帳を確認して、お客様の予約の回数や履歴を見ています。
ほかには、コミュニティ用の動画をアップしたり、セグメント配信で特定のお客様に対するメッセージを送信したりして使っています。コミュニティ内でのみ配信したい動画もあるので、セグメント配信はとても便利です。
お客様からの信頼と自分らしさを大切にしたビジネス
インスタライブをメインに集客
集客にはInstagramをメインに使っているのですが、起業して1年は、リール作成をがんばっていました。お客様の層が安定してからは、リールよりもインスタライブをメインにしています。お客様との密なやりとりを意識していますね。集客としては、以前ご利用いただいたお客様からの紹介もありますが、コミュニティからのセッション予約が多い印象です。
基本は、InstagramのDMでやりとりをして、LINE公式アカウントを登録してもらう流れです。すぐには申込につながらなくても、インスタライブや投稿を定期的に見てくださった結果、予約してくださるパターンもあります。すぐにというより、じわじわとお客様がご興味をもってくださるイメージです。
Instagramのストーリーは、平日は毎日投稿を意識しています。インスタライブは週に1回30分ほど実施していて、毎回テーマを決めて配信しています。5〜6回に1回は、いただいたご質問にお答えすることもありますね。
お客様に信頼され、心を開いてもらう
LINE友だち追加特典では、子どもの不登校の予兆から解決にいたるまでに関する30分の動画を無料で3本プレゼントしています。私は不登校の子どもを抱えている母親向けにサービスを展開しているので、少しでも不安を解消できるように、解決までの道筋をお伝えしています。
特典の配布方法は、LINE公式アカウントに友だち追加後、挨拶メッセージを送り、Toruyaの無料PDFダウンロードサービスにつなぐという流れです。動画は、PDFからGoogleドライブにリンクする動線を作っています。
以前は、数日にわけて送信するステップ配信を使っていたのですが、LINEの値上げを機にメッセージ数を削減する方針に切り替えました。
カウンセリングやセッションがメインのビジネスなので、一般的な広告との相性はあまりよくなく、オフラインでの宣伝はしていません。人として信頼されることが大切なので、こちらからグイグイと仕掛けるよりも、心を開いてくださったお客様が近づいてきてくださるイメージです。
お客様のニーズをとらえつつ自分らさしさも大切にする
起業初期は、Instagramのコンサルティングを受けていました。データの見方や投稿の仕方などの基本的な知識が身に付きましたし、モチベーションを保つのにも必要だったと思っています。
ただ、コンテンツの内容に関するアドバイスはもらわず、オリジナリティを重視しています。とくに、お客様のニーズを考えつつ、自分らしさを出すようにしてからは、うまく進められるようになった気がしますね。
変なこだわりは捨てましたが、自分が大事にしたいコアな部分は世界観として重視しています。私の世界観を好んでくれる人が増えたので、集客で無理をする必要はないですし、みんなに受け入れられなくても良いと思うようになりました。
主婦や母親、不登校などのさまざまな立場にある人が共存できるように、半歩先を進むイメージを意識して発信しています。
「話す」という形での発信に挑戦したい
Toruyaはパートナーのような存在です。ワンオペでのLINE集客は大変ですし、グループでのビジネスの立ち上げは、誰にでもできることではありません。Toruyaは、ワンオペでビジネスを展開する人に本当に優しいサービスです。主婦でビジネスを立ち上げている人にはとくにおすすめです。
自分のサービスを提供するビジネスオーナーとして、Toruyaの「よりよくする姿勢」が励みにもなっています。Toruyaが常に改善している姿を見て、同じ起業をしている立場として一緒に前に進んでいる感覚があるので、私も挫折せずに続けられていますね。
今後は、自分には合っていないような感覚があるInstagramとの付き合い方を見直したいと思っています。すぐにお金につながらなくても良いので「私」を活かすために、YouTubeやVoicyなどで配信できるようになりたいですね。講演や足を運ぶ活動にも挑戦したいと思っています。
(公開:2024年12月、取材:2024年7月、文/重兼千春、写真/ユーザー提供)
※本記事内の数値や画像、役職などの情報はすべて取材時点のものです
※本記事内の実績は取材先調べによる結果です