
Canvaを使って自分でリッチメニューを作ってみたけれど、満足していない

リッチメニューを自分のビジネスに合わせてデザインしたいけれど、何をどう変更したら良いかがわからない

せっかく自分で作るからには、お客様に「ステキ」と言われるリッチメニューにしたい
リッチメニューを作成するにあたり、Canvaを活用しているものの、納得できるデザインに仕上がらず、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
Canvaは自分で自由に編集できるメリットがありますが、コツをおさえられていないと、どれだけ時間をかけても良いデザインには仕上がりません。
本記事では、Canvaを使ってリッチメニューを作る際のポイントや、具体的な活用事例をCanva公式クリエイターの寺口さんにお伺いしました。寺口さんは、Canvaの一般ユーザーが使うテンプレートを作っている方の一人です。
Canvaを使って、自分もお客様も満足できる洗練されたリッチメニューを作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
なぜリッチメニュー?なぜCanva?
リッチメニューのデザインにCanvaをおすすめする理由を解説します。
女性起業家にはリッチメニューがおすすめ
リッチメニューとは、LINEのトーク画面下部に固定で表示されるメニューです。リッチメニューでは、クーポンやショップカード、外部サイトへのリンクなどを設定できます。
女性起業家にはリッチメニューがおすすめです。リッチメニューは視覚的に訴えかけられる機能のため、感覚派が多い女性客を対象にしたブランディングにうってつけです。画像を使って自分のサービスをアピールできるのは、女性客に直感的な行動を促すのに効果的でしょう。
また、人はボタンを見ると押したくなる生き物です。リッチメニューは、自分のサービスの内容や魅力を顧客に適切に伝えられるため、マーケティング(販売を促進すること)にも期待できます。
リッチメニューでは「予約確認」「予約」などのあらかじめ決めたキーワードに応じて自動返信を返すチャットボットも設定可能です。チャットボットを導入すると問い合わせ件数を減らせるため、サービス提供だけでなく、家事や育児などに忙しい女性経営者の強い味方となるでしょう。
リッチメニューデザインにCanvaがおすすめな理由
さまざまなデザインソフトを使いこなすプロのデザイナー寺口さんに、リッチメニューのデザインにCanvaがおすすめな理由を伺いました。
Canvaとは、豊富なテンプレートや素材を使って、誰でも簡単にオンラインでデザインができる無料ツールです。Canvaには無料版と有料版がありますが、アカウントを作成すればすぐに使えます。
頭で思い描くデザインがあっても、実際に形にすると「何か違う……」と違和感を抱く方もいらっしゃるでしょう。しかし、Canvaのテンプレートを活用すると、手間をかけずに魅力的なデザインのリッチメニューを作成できます。
Canvaには豊富なテンプレートがあるため、自分のイメージに合うデザインを選べます。また、テンプレートをもとに掲載内容を簡単に編集できる手軽さもCanvaならではのポイントです。
自分で編集できるため、こまめにデザインや掲載内容を変更でき「季節に合わせたデザインを使いたい」「セールをアピールしたい」などの要望も即座に反映可能です。さらに、リッチメニューのデザインをSNS用の画像や印刷物にも再利用できます。
特に女性をターゲットにしたビジネスでは、見た目や雰囲気で購買率が変わることもあるため、提供するサービスに合うデザインを考えましょう。自分の事業のブランディングやターゲットに合わせて、デザインをこまめに修正するには、Canvaが最適です。
Canvaでリッチメニューをデザインする際の注意点
Canva公式テンプレートクリエイター寺口さんからのアドバイスをご紹介します。
リッチメニューは「お店の顔」といえるほど重要な要素です。情報を届けるたびに、お客様がいつどこにいてもお店の存在を感じていただけます。
そのため、どこにでもあるようなリッチメニューにしていると、ビジネスのチャンスを逃すかもしれません。お店の雰囲気とリッチメニューがリンクすることを意識しましょう。
Canvaの無料版でもさまざなテンプレートが使用できますが、有料会員になると全ての機能やテンプレートを使えます。リッチメニューだけでなく、お店のチラシやSNS投稿用の画像などを定期的に作成する場合は、有料会員を選択肢に入れてもいいかもしれません。
寺口さんのアドバイスをもとに、Canvaを使う際のコツや活用事例などを解説するため、ぜひ参考にしてください。
Canvaでのリッチメニュー作成ステップバイステップ
Canvaでリッチメニューを作成する際のステップを解説します。
Step①Canvaアカウントを準備
Canvaのアカウントを準備しましょう。メールアドレスのほか、FacebookやGoogleなどのアカウントも使えます。有料版と無料版がありますが、リッチメニューの場合、無料版でもテンプレートは充実しています。

まずは無料版を試して、有料版にあるテンプレートのほうが希望するデザインや機能が豊富な場合は、途中で切り替えると良いでしょう。
Step②テンプレートを選択
Canvaアカウントが作成できたら、使いたいテンプレートを選びます。「LINEリッチメニュー」カテゴリーから、テンプレートを検索しましょう。

色やスタイルで絞り込めるため、自分のイメージに合うものを選択してください。
Step③要素の追加と編集
テンプレートが決まれば、テキストや画像、アイコンなどを使って、メニューをパーソナライズします。

要素の追加や編集でオリジナリティが出せますが、イメージだけで進めてしまうと「悪くはないけど、どこか納得できない……」という仕上がりになりかねません。そこで、次章でデザインのコツを解説します。
Canva公式テンプレートクリエイターに学ぶデザインのコツ
Canvaでリッチメニューを作るにあたって、以下のような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 結局いつも色だけでテンプレートを選ぶから、毎回イメージが全く違う
- 選んだテンプレートの文字やイラストを一つ変えたら、驚くほどイケてない仕上がりになった
- お店にぴったりのイラストを探していたら、気づけば何時間も経っていた
誰でも簡単に使えるCanvaには、特有の難しさがあります。というのも、一般的なデザイナーとテンプレートクリエイターでは、デザインに落とし込むまでのプロセスが異なるからです。
一般的なデザイナーは、顧客のイメージを直接聞き出し、デザインに落とし込みます。一方、テンプレートクリエイターの場合「こんなデザインが求められているのではないか?」と顧客が求めるデザインを想像し、テンプレートを作成します。
そのため、Canvaで自分の希望と完全にマッチするテンプレートを探すのは至難の業です。うまく探せないと沼にはまり、いつまで経っても思い通りのリッチメニューを作成できません。
そこで、Canvaの厳しい審査を通り抜けて、Canva公式テンプレートクリエイターとしてご活躍されている寺口さんに、うまく使うためのコツをお聞きしました。
Canvaを使ったデザインの裏技
デザインの裏技
- フォント探し
- イラスト探し
Canvaを使ったデザインの裏技①フォント探し
実は、フォント選びはプロのデザイナーでも難しいと感じます。感覚で選んでしまいがちなため、フォントの種類が増えれば増えるほど、選ぶ難易度は上がります。
そのため、フォントを変えるよりも先に、大きさや太さで変化を出すのがおすすめです。目立たせたい文字は“大きさ+太さ+色”を変えるだけでも強調できます。「どうしてもフォントを変えたい!」と思う場合は、最初から用意されているテンプレートのフォントに合わせましょう。
スタイル別の具体例を3つご紹介します。
ゴシック
ゴシックは、全ての画がほぼ同じ太さに見えるようにデザインされたスタイルです。強調したい見出しや、屋外の看板、大判のポスターなどに使われます。

明朝
明朝は、はねや払い、縦横の線に強弱があり、文字に動きがあるのが特徴のスタイルです。新聞や書籍、教科書などに使われるケースが多く、印刷物におすすめです。

丸みのあるフォント
丸みのあるフォントは、親しみやすさや柔らかさをイメージさせるスタイルです。特に女性客をターゲットにしたビジネスシーンで活用できます。

限られた日本語フォントから、自分のお店やサービスに合うものを選ぶためには、太さのバリエーションに注目するのがポイントです。太さのバリエーションが豊富にあると、フォント自体を変える必要がないため、全体的な統一感をキープしながら、より見やすく洗練されたデザインに仕上がります。
寺口さんが考える女性経営者におすすめのフォントは、以下の5つです。
- セザンヌ:女性以外の方にも使いやすいゴシックフォント
- 筑紫A丸ゴシック:丸みがあり柔らかい印象でカジュアルデザインにおすすめ
- Rounded M+:丸みがあるデザインの読みやすいゴシックフォント
- 筑紫明朝:女性的なデザインに使いやすいフォーマルなフォント
- Source Han Sans JP:人気の手書き英字フォントBrittenyと相性抜群なゴシックフォント

Canvaを使ったデザインの裏技②イラスト探し
Canvaを使ったリッチメニューデザインの醍醐味の一つが豊富なイラスト素材です。Canva以外の商用画像販売サイトでも活躍中の著名なクリエイターが作成するイラストが使えるため、お得で便利です。
イラストは、フォント以上に種類が豊富にあるため、選ぶのが難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。自分のお店やサービスに合うイラストを探すコツを解説します。
Canvaイラスト探しのコツ❶キーワードで絞り込む
Canvaでイラストを探すには、欲しいイラストのキーワードで検索して絞り込む方法があります。たとえば、コーヒーを飲んでいる女性の画像が欲しい場合「コーヒー」と検索すると良いでしょう。
また、業種関連のキーワードで検索するのも良い方法です。業種関連のキーワードを入れると、クリエイターが該当の業種をイメージして作成したイラストが見つかります。

たとえば、Yoga/トレーナーであれば、美しい線画のイラストを多数作っている「Alla Rusyn(@brand395963879)」さんや、女性に好まれる手描き風のあしらいの「clear design(@cleardesign)」さんがおすすめです。
塾講師の場合、子どもや教育系の使いやすいイラストがたくさんある「のびー|こども向けのおたよりテ
ンプレート(@nobby-work)」さんをぜひ見てみてください。
英会話は、ジェスチャー系のシンプルで分かりやすいイラストが豊富な「Alphavector(@alphavector)」さんがおすすめです。
具体的なイラストのイメージがわかずにお悩みの方は、ぜひ試してみてください。
Canvaイラスト探しのコツ❷色で絞り込む
イラストを探す際は、色で絞り込むのもおすすめです。お店で実際に使っている色に合うイラストを取り入れると、統一感が崩れにくく、魅力的なデザインに仕上がります。
また、Canvaには色が変えられるイラストもあります。「デザインはイメージ通りだけど、色が合わない」という場合は、色が変えられないかを確認してみてください。自分のお店やサービスにぴったりとはまるイラストを入れられると、よりイメージ通りのデザインに仕上がるでしょう。

Canvaイラスト探しのコツ❸作者から探す
作者名での検索もおすすめです。お気に入りのイラストが見つかったら、同じ作者が出しているほかのイラストも見てみましょう。
同じ作者が作っているイラストであれば、統一感のあるデザインに仕上げられます。具体的なキーワードが思いつかなくても、一覧で見ればイメージに合うイラストが見つかるかもしれません。

Canvaイラスト探しのコツ❹有料版に切り替える
Canvaの有料版と無料版の違いは、イラスト探しにも影響します。無料版で使えるイラストには限りがあるため、有料版に切り替えるのも一案です。
特に商用利用する場合、ほかの画像販売サイトに比べてリーズナブルなCanvaの有料版がおすすめです。「無料版のイラストでは物足りない」という方は、ぜひ検討してみてください。

自分で挑戦するか、プロに依頼するか?
今回は、Canva公式クリエイターの寺口さんに、Canvaを使ってリッチメニューを作成する際のポイントをお伺いしました。
Canvaはテンプレートをもとに自分で編集できる点がメリットですが、自由度の高さが逆効果になる場合もあります。実際に、以下のような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- Canvaのテンプレートはステキだったのに、自分で編集したらかっこ悪くなってしまった
- Canvaでフォントや色、イラストなどをいじっているうちに、収集がつかなくなった
- がんばってCanvaで作ったのに、お客様に「わかりづらい」と言われてしまった
Canvaの場合、時間と手間をかければ良いデザインが作れるわけではありません。ちょっとしたコツをおさえることが重要ですが、なにかと忙しい女性経営者にとって、Canvaを使ってリッチメニューを作るハードルは高いでしょう。
そのため、Canva公式テンプレートクリエイターの手を借りるのがおすすめです。「自分で考えるのは限界」「プロの手を借りたい!」と思った方は、ぜひ寺口さんのカスタマイズデザイン付きのCanvaテンプレートをご活用ください。
オーナー様向けに、購入していただいたCanvaのテンプレートをお店のオリジナルデザイン用にカスタマイズするサービスを提供しています。納品後は自分で編集もできるため、ちょっとした文字変更などもすぐに完結します。現在、特別価格で販売中ですので、この機会にぜひご検討ください。
![[ロゴ]asaデザイン](https://toruya.com/yaichi/uploads/2025/02/image2.jpg)
asaデザイン
寺口 麻渚
デザイン事務所などでデザイン歴20年。2022年より、Canva公式テンプレートクリエイターとして活動。使いやすいテンプレートをモットーに、Canvaにテンプレートを提供しています。